ハムかつサンドはたべものです

行くぜ!!日本一の向こう側!!

走れなかった攻撃陣

回顧シリーズ、攻撃編です。といいながらといっても1回限り。攻撃面では正直力不足という面で語るしかない数字でした。

気になる数字としては得点圏打率。規定打席到達者5人すべてがシーズン打率を得点圏打率が下回り得点圏3割打者もいない状況。打率も低くチャンスを作り機会も少ないのになのに、チャンスで打てない、これでは点が取れないのかなと思いました。


そのなかで気になったのが3塁打数。数字としては地味な数字かもしれませんが、数字を見て驚愕したので紹介します

ファイターズの3塁打数 9

次に少ないのがオリックスの18、ちなみに個人トップのロッテ鈴木は一人で11ですからいかに少ないかわかります。3塁打は脚力がないと出ないものではありますがファイターズは盗塁数リーグ2位、成功率ではトップですから俊足選手がいないわけではありません。

3塁打一桁は2006年以降パリーグではなし。しかも広い札幌ドームを本拠地で広い球場が多いパリーグのチームとしてはかなり異常な数値であります。(セリーグでは広島が2008年に一桁あり)

そう考えるとやはり走塁面の意識の低さがここに出てしまっているのかなと思います。内訳はダイカンが2でほかは7選手で1ずつ。3塁打の多さがチームの成績を左右するとは思っていませんがなんだか今年を象徴しているような気がしましたので取り上げてみました。


最後に得点ロス、失点ロスを出してみます。得点ロスはXRというサイバーメトリクスの理論上の得点、理論上の比較して実際はどうだったかの比較、失点ロスは失点ー自責点で計算しています。なおXRはヌルデータさんの数字で算出しています。


ロス


こう見るとうちはロスばかりでしたね・・・というのが結論。楽天の攻撃ロスが少ないのは数字で表れない走塁意識の高さが出ているんではないかとも思います。


最後にこの企画の結論をまとめてみます。

先発が長く投げられないので投手陣全体に負担がかかる

投手が三振をとれず四球を出し、不安のある野手陣(特に1,3塁手)に負担をかけ大事なところでミスをしてそれが失点に結びつく。

ここ一番で思いきったリードができなかった捕手陣

チャンスに弱く、一つでも前へという走塁意識が欠けていた攻撃陣




こう並べてみるとさすがに最下位になるのもわかります。来季で一気に解消できると思っていないけど少しずつ解消していき一つでも上を目指してほしいところですね。

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2人のマサルが誤算だった

久々になってしまいましたが今季の回顧6回目です。

今回も投手。いわゆる投球回数について分析です。

まずは今年度の各チーム別の数字です。

2013年分担

救援延べ人数は先発登板以外の登板人数、先発平均、救援平均は1人当たりの平均、ローテ固定人数は先発投球回数に先発経験人数を割って1人当たり先発投手がシーズンどれだけ先発投手として投げたのかを計算したものです。


こう見るとファイターズってよくはないけど特段に悪くないかなという印象。ロッテやソフトバンクのほうが先発が持っていない印象。規定投球回数突破が両チームとも1人だけでしたし先発には苦労していた印象です。(ファイターズは吉川、木佐貫の二人)

西武が監督の意向もありますが先発が長く投げている印象。これだけ投げてくれるとリリーフも楽ですね。(実際にはここが西武の泣き所なんですが)

この数字だけですとよくわかりにくいのでここからはタテの比較。2007年からのファイターズの数字を算出してみます

年度別分担

ローテ指数でみるとワースト1,2がともにBクラス。先発が持たないと成績が悪くなる、まあわかりやすいチームです(汗)ローテ固定指数は先発人数が多く、投球回数が少ないと悪くなります。

2012年は先発投球回数は6回を下回っていますが先発した投手が少ない、つまり先発としてイニングは稼げなかったがローテをある程度固定できたことで数値がよくなっています。

こう見ると確かにうちは継投で勝利を拾ってきたチームですが先発がある程度機能しないとリリーフ陣もしわ寄せがくる、今年がその最たる例でしょうか。

救援平均も2007年の次に多く、先発が固まらない、長く投げられないからリリーフ陣がその分負担が大ききなったのでしょう。今季よりローテ固定指数が悪い2010年はローテは固定できなかったけど先発した投手がある程度投げてくれていたから救援陣の負担もある程度減らすことができたのでしょう。

ちなみに梨田政権下の4年間では救援平均はすべて1.10以下。ロングリリーフも含めての数字ですからマネジメントのうまさがここに出ていますね。


さて、なぜ先発投球回数が減ってしまったのか?ここで先発投球回数ベスト6を計算しています。なぜ6人勝って?ローテはだいたい6人だからということでそんな数字です。

上位6人投球回


一見見ると昨季と今季の変化がなさそうなんですが黄色で塗った両方の年で先発で投げた3人の投手を比較してみるとすべて前年より投球回数が減っています。ウルフ、吉川がそれでも20イニング未満と想定の範疇内に収めているのですがやはりマサルの50イニング減は痛い。エース級の投手がイニングを減らし、しかも内容を大きく落としたわけだからやはり厳しくなります。

あと4番目までをみると今季のほうがよさそうなんですが5番手以降がしっかり差が出ています。昨季の多田野と八木が2人で150イニング投げていますが今季の谷元、大谷では120イニング程度。5番手投手以降が結局固定できないまま終わりました。

二刀流を模索している高卒ルーキー、谷元もリリーフと二刀流ですからいかに人材に欠いていたのかと感じます。昨季の今頃なら中村がしっかりとローテ確保してくれる期待があったのですが最後の最後にようやく1勝ではベンチもさすがに大誤算だったと思います。

先発に関して言えば2人のマサルが大誤算だったといえる今季になりました。

過去の先発の面々みると意外に充実してるん年もあるんですよね。08年、09年は100イニング超えが5人!!こう見ると藤井はリリーフを休ませるという面では機能していたんですね。

これで守り関連は終了。次回からは攻撃面です。


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怖がりすぎたバッテリー

今回も投手です。投手のデータも予想通りよくはないのですが、比較的いい数字がありました。

それが被本塁打。リーグ内で3番目に少ないのですが、最初は札幌ドームが本拠地だからと思ってました。
しかし被長打率をみるとそれほど悪くない(良くはないです^^;)というわけで今回もプロ野球ヌルデータさんで紹介されているデータをもとに検証してみます。


被出塁率、長打率

被打率、被出塁率、被長打率、そして打率を引いた数値を今季は各球団、ファイターズは2007年から算出しています。この数字をみると出塁率が高く、長打率が平均的ということがわかります。2011年、2012年が飛ばなすぎるボールということもあり長打の面は考慮しないといけないのですがそれでも高くない数字であることは確認できます。

出塁率は前回の四球の多さの影響です。被打率の高いロッテを出塁率で抜いてしまうのはやはり問題ですよね。

で、ここからが前回の宿題の答え。というか僕の推測だけなんですが・・。

四球が多い、打率が高い、しかし長打は少ない・・。そのことを考えるとキャッチャーを含むバッテリーの問題が上がってきます。

長打を怖がりすぎてコーナーを突きすぎて四球を出す

または安全なリードを相手に見透かされ単打狙いでヒットを浴びる・・

こんな姿が浮かび上がってきます。実際に試合を思い出すとピンチの場面で鶴岡にしても大野にしてもだいたい外ばっかり構えてませんでした?日本シリーズでは阿部も嶋もそんなリードしてませんでしたよね。シリーズではインコースを大胆についていたのを見てうちとの違いを感じた方も多いのではないでしょうか?

これは今始まったことではないのでしょうが、今季ボールが少し飛ぶようになりその違いに戸惑い、考えたのが無難な安全策、そして相手に狙いすまされる、それがわかるからキャッチャーも狭いストライクゾーンで難易度の高いボールを要求する、そして四球を出して自滅する・・・。これが今季のファイターズ投手陣だったのではないのでしょうか?

今季の不振がボールの仕様のせいにするつもりはありません。どこも条件はおんなじですし、どのチームも変わっていたことはしらなかったはずですから。その変化に対応できなかったのが今のファイターズのチーム力の弱さなのかもしれませんね。


さて次回も投手編。今度は役割にかかわる話を書いていきます。

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取れない三振、簡単に歩かす投手陣

さて今まで守備について分析してきましたが今回からは投手です。前回は少し投手について三振が取れないことについて触れましたが今回はその三振と四球について触れていきます。

まずは奪三振率と与四球率。2007年からのファイターズの数字とリーグ平均を比較していきましょう
なおデータはプロ野球ヌルデータさんからです。

BBK

奪三振はチーム平均を下回ることが多いのですが与四球では今季以外はほぼ平均。やはり四球の多さが目立ったシーズンでした。

奪三振はチーム最多奪三振率とそれ以外の投手でそれぞれ奪三振率を出しています。

この数字をみると

ダル、すげえー!!

で終わってしまいそうですがそれが目的ではありません。(汗)注目すべきはダル、吉川とそれ以外の投手の差。打たせて取り守りで勝ってきたこのチームですが、144試合守備に集中しっぱなしでは名手ぞろいでも疲れます。その何試合を野手の手を借りない三振でチームを助けていたのが2011年までのダルであり2012年の吉川でした。

その吉川がリーグ平均レベルでしか奪三振をとれなかったことが守備の負担を増加させた原因かもしれません。そう考えると監督の吉川戦犯という暴言も納得ではありますが、でも吉川1人に負担をかけるチーム構成が問題ではないかと思います。

来季は中村、大谷に化けてもらうか、あとは外国人が実は奪三振マシーンでしたという嬉しい誤算に期待するしか改善は難しそうです。参考にこの2年共に働いた主力投手の奪三振率の変遷です。みんな下がってますね。

奪三振
続いては与四球。まずはこの2年の変遷。2年連続30イニング以上投げた投手の変遷です。

与四球

宮西が意外でしたが、吉川、マサル、谷元、中村が悪化しているのは想像通りかな?この4人ともいいとは言えなかっただけ納得です。でも良くなったのが増井だけというのが厳しいですね。

次は30イニング以上投げた投手の与四球率一覧です。3を超えると多いなあというイメージですが2013年の数字の悪いこと悪いこと・・・。



与四球2


どっちが先かわかりませんが守りのミスが気になり四球を連発する、それとも投球のリズムが悪く守備のリズムが乱れる、まあどっちにしても守りのリズムが悪かったことはこの数字でなんとなくは理解できます。それに三振がどのちーうより取れないわけだから危ない守備になお負担をかけるという、まさに泥沼。

どうしてこうなっちゃったんでしょうね。次回はそんな原因を書いていけたらいいなあと思ってます。

と書いたがはっきりいってようわからん(笑)

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見えてきた守乱の負のスパイラル

前回は失点ロス(=非自責点)がどのチームより大きいこと、守備では内野の両サイドの失策が増えてしまったことを書いてきました。

今回では失策がどれだけ失点に絡んでしまったのか、その点から調べてみたいと思います。ここで登場するのはエラーカバー未遂指数。エラー、パスボールがどれだけ失点ロスにつながっているのか、失点ロスをエラー、パスボールで割ってみて比べてみます。多い方がミスが失点につながりやすいチーム、つまり大事なところでエラーをするチーム、または野手ミスを投手がカバーできないチームと考えられます。

前回同様2012,2013両リーグの計算結果です。

カバー未遂

これを見て感じたことが失策数がイコール失点ではないということ。3ケタ失策の2012年西武、2013の広島がロス失点ワーストではありません。これはエラーは多いが投手がカバーしたか、あるいは大事なところでのミスが少なかったととれそうです。

今季のファイターズは失策数もワーストエラーカバー未遂指数もワーストと正真正銘守りではワーストという結果になりました。失策、ロス失点、エラーカバー未遂指数の3冠達成とありがたくない称号まで手に入れてしまいました。

前回、今回の結果をまとめてみると

エラーも多く、それが確実に失点につながる、致命的なミスが多くそしてミスを取り換えないチームが2013年のファイターズ


ということになります。と自分で書いてみて目まいがしてきました(汗)


今季の楽天、昨季のファイターズが優秀な数字であることがわかります。結局は守り勝ちしているところが共通点ですね。今季の広島は失策数ワーストでよくAクラスに入ったと思いましたがエラーをカバーできているということで最小限の失点に防げたことがつながったということですね。

ではなんでエラーが多かったのか、実はこんな角度から攻めてみたいと思います。

実は守備機会が多いせいもあるのでは?

機会が多ければミスも増える、それならば野手だけの責任ではないのではないか、ということで次に出てくるのは野手アウト機会数です。これはチームの投球回数×3+失策数ー奪三振で求めており、つまり三振以外で野手がアウトにとらなければいけなかった1年の機会数を算出しています。

それでは見てみましょう

守備機会

やっぱりファイターズが一番多いです。1番少ないオリックスとは200、次に多いロッテとも70近く違いますからいかに野手にアウトを取るための機会が多かったかご理解いただけると思います。少ない理由は奪三振が少ないから。三振をある程度とらないと野手陣に負担がかかる、負担がかかりミスをする、そして失点するという負のスパイラルにファイターズが見事にはまりました。三振のとれる投手の重要性がこの結果で確認できました。


三振のとれない投手陣にも原因があることが見えてきました。次回は投手に絞って分析していきたいと思います。


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